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Cuatro estaciones 四季


今日は節分、暦の上では 明日から春です。
日本は 四季のある国だと思ってましたか、近年では 寒い冬と 暑過ぎる長い夏の間に ほんのちょっと春と秋がある、みたいな気候になってしまいましたね。
四季があるって 素晴らしいことだと思います。
ヴィヴァルディの名曲 「四季」 は、ヴァイオリン協奏曲として書かれています。独奏ヴァイオリンと 弦楽合奏(第1、第2ヴァイオリン、ビオラ、通奏低音…チェロ、チェンバロ等)で構成され、季節の特徴を 実に分かりやすく表現していますが、それぞれに 四季のタイトルを付けたのは 作曲家本人ではない、とのことです。
アルゼンチンタンゴにおいて「タンゴの革命児」と言われた アストル ピアソラ(1921〜1992)も 「ブエノスアイレスの四季」を作曲しています。クラシック作曲家に憧れたピアソラが ヴィヴァルディを模して作曲した、というのは俗説で、1曲ずつ別々に作曲したようです。
私は この中の「Invierno porteño ブエノスアイレスの冬」が大好きで、よく演奏します。暗く重い 冬の空気を感じさせる楽想が 最後には 希望に満ちた春へと向かって行く 素晴らしい名曲だと思います。
写真は 春を待つ ヒアシンス。
明日から 気分は春ですよ!



[猫]KOKO♪


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