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La cumparsita ラ クンパルシータ


時代と共に 人気曲は変わりますが「タンゴと言えば クンパルシータ」的な 不動の人気を保つこの曲。
クンパルシータとは カーニバルなどで 先頭を歩く 小さな行進のことです。

作曲者 ヘラルド ヘルナン マトス ロドリゲスは、大学生の時にカーニバルの行進曲として 最初の部分だけを作曲したようですが、紆余曲折を経て 今日演奏するような形になりました。
歌詞も 〜La cumparsa de misterias… 果てしなく 謎めいた行列が続き… というものと、この写真の 〜Si supieras…もし 君が知っていてくれたなら… とがありますが、後から付け足したメロディーで歌われる 後者が有名になり、この曲の副題にもなっています。

あまりにも有名な 定番曲なので、ほとんどのタンゴ演奏家が 録音しています。アルゼンチンタンゴと コンチネンタルタンゴの どちらでも愛されている曲ですね。(アルゼンチンタンゴと コンチネンタルタンゴについては 話が長くなるので またの機会に譲ります)

クンパルシータを聴かなければ 帰れない、的なお客様も多いみたいで、タンゴショー等で 最後に出演者全員が登場して クンパルシータで 群舞を踊る、というのが 定番みたいになってます。私も、地方公演などでは たいてい この曲を最後に聴いていただきます。

この曲を聴くと、きっとタンゴが踊りたくなりますよ!






[猫]KOKO♪


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