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レクエルド 想い出


タンゴの名曲を紹介しようと思ったら キリがありませんが、中でも人気のある曲は、やはり 魅力がありますね。

この曲も、大好き と言う人がとても多い 素敵な曲です。
作曲者 オズバルド プグリエーゼ(1905〜1995) は、アルゼンチンタンゴを代表する 作曲家&演奏家の一人で、本人は ピアニストでした。
彼の作品は、タンゴ独特の「ジュンバ」というリズムを駆使した 重厚な音楽が多いなか、この曲は ロマンティックでセンチメンタルな色合いの濃い曲です。彼が18歳で作曲したもので、後に タンゴの巨匠達が 絶賛して 自分の楽団で演奏し、作曲者本人以外の演奏も、たくさん聴くことが出来ます。
もちろん、プグリエーゼ楽団の演奏は素晴らしいのですが、プグリエーゼという人、とても厳しい演奏家だったようです。たった1小節のメロディーを 1週間もかけて練習したりするので、何度も 楽団員に逃げられて 楽団が解散したとか。
まあ、当時の楽団はどこも しょっちゅう解散したり、結成したり してますけどね。
タンゴ演奏家たちが長命なことは 前にも書きましたが、おかげで 彼らの演奏している映像を、今日、自宅のパソコンとかで 見ることが出来るのは 本当に 素晴らしいことだと思います。






[猫]KOKO♪


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