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あけましておめでとうございます♪
昨年の元日にピアノを弾いたら、紆余曲折あったものの ピアノを弾く日常が定着し、飛躍的にピアノを勉強する環境が整ったので、今年も元日からピアノ弾いている。
過去に練習しなかったこととか、年齢がどうとか、後ろ向きなことは一切排除して、今ピアノが弾けることを感謝して心から楽しんでいる。
しかし、長年バイオリンを弾いて来た人間が今更言うことではないが、演奏には性格が反映される。
バイオリンでは技術でカバー出来たことが、拙いピアノの技量では諸問題をクリアして作品に仕上げるに至らず、性格そのままの演奏を晒すことになる。
私は子供の頃、アメリカ人の先生に Take a time! と毎回言われ、言われ続けた。それが未だにクリア出来ていない自覚がある。
それは演奏だけでなくタンゴの踊りにも現れて espera!(待て) と言われ続けることにもなった。
つまり、私は「待てない」のです!
それを長年、せっかちな性格だと思っていたが、そうではないことが判明した。フラワーエッセンスの勉強で性格判断をしたところ、本来の私はそれほどせっかちではなく、他人に尽くす傾向が強すぎて 常に「早くしなきゃ!」という思いで急ぐ結果、せっかちが定着してしまったらしい。
幼い頃は、たいていの子供が母親から「早くしなさい!」と言われて育つものです。しかしそれを一生引きずることになるとは。

きっかけはともかく、せっかちであることに違いは無い。
待てないだけでなく、何事にも頭から突っ込んで行く傾向にあるし、第一 落ち着きが無いというのが大人として非常に問題である。増してや そんな落ち着きの無い演奏をしていたら、音楽家としての資質を問われることになる。
新しい年を迎え そろそろ落ち着くべきでは、と思うこと自体、遅過ぎやしませんか?(笑)
しかも、落ち着きが無いことには、物事に対しての丁寧さ、繊細な心配り、といったものの欠如が伴うことも忘れてはいけない。
ピアノを弾いていて、あまりにも性格が丸出しになるのを 恐ろしく思った。バイオリンに対する「パワフル、力強い、元気をもらった」などの評価は、決して褒め言葉だけでは無かったのだ、と今更のように噛み締めている。
まずは、ちょっとした所作や言葉遣いから気をつけてみましょうか。
果たして 演奏にはどれだけ変化が見られるだろうか。

今年は 積極的に演奏活動をしていきますので、どうぞよろしくお願いいたします!


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