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レッスン今昔物語


私の一生は レッスンに始まり レッスンに終わる と言っても過言ではないと思います。
初めてバイオリンのレッスンに行ったのが 2歳、初めてバイオリンを教えたのが 中学生の時。
以来、ずーっと教えることを仕事とし、また 自分のために これまたずーっと 何らかのレッスンを受け続けています。

先生 と名の付く人は 星の数ほどいて、教え方も 考え方も 人それぞれでしょうが、 時代とともに 教え方は ずいぶん変化してきていると思います。
ピアノを例に取ると、50年前のレッスンは ほとんどのピアノ教師が 入門には バイエル という教則本を使い、それも1番から順番に 弾けるようになったら 花丸をつけてもらう、という 型で押したようなレッスンだったようです。
バイエルを卒業したら 次はツェルニー、ブルグミュラー、ソナチネ、副教材には ハノン、これらの名前が 書いてる途中で 変換される ということは、今でもメジャーな存在なんですかね?
かく言う私も、ピアノのレッスンは この道をたどって習いました。つい最近まで、このやり方で教える先生も かなり存在したようですし、今でも あるのかもしれません。言ってみれば、それだけ良く出来た教本だということです。
しかし 私が教える場合は 生徒さん一人一人に合わせた 様々な教本を使います。

ピアノやバイオリンのレッスンは、以前は 週に1回が原則、レッスンで学んだことを 家で復習し 次のレッスンで 練習の成果を観てもらう、というものでしたが、最近は レッスン頻度も まちまちです。進歩は遅くてもいいから レッスンの時だけ 楽器に触れればいい、というケースも増えました。
ずいぶん前に バイオリンのレッスン中に ガムを噛んでいる子がいて「ガムを噛んでたら 弾けないでしょう」と 注意したら 「大丈夫です」という答えが返ってきて、唖然としたこともありますが、楽器は弾きたいけどマニキュアするため爪は切りたく無い、というご要望にも 手の形を工夫して なんとか弾けないか と模索したり、生徒さんが せっかく興味を持った楽器に 少しでも楽しく触れることが出来れば、というのが 今の私の レッスンポリシーかな?と 思います。

プロを目指す 若い演奏家の練習方法も ずいぶん変わったようです。
先日、テレビで バイオリニストの 五島龍氏が「練習時間は 筋肉に疲労物質が溜まる前に止めるべき。せいぜい2〜3時間ですね」と言っているのを聞いて、自分の青春時代に 毎日16時間も練習してた友人の顔を思い出して 深くため息をつきました。怠け者の私でさえ、毎日8時間の練習、と言われていたのですから。(必ずやった とは言いません。時効ですから 白状します)
実技の練習時間が減った分、スポーツをしたり(昔はほぼ禁止) 映画を観たり、他のジャンルの音楽を聴いたり、友達や仲間と遊ぶ中からなにかを得たり、今の練習方法のほうが ずっと効率が良いですよね。

最近、一人の若い女性ピアニストに感銘を受けて、YouTubeなどで 良く聴いています。超絶技巧派なのに 音楽性が豊かで、音が綺麗!どれほど練習したら あんな風に弾けるのか と 目と耳を疑うほどの技術を持ちながら 容姿端麗、実にお洒落で 服装のセンスも素晴らしい!
技術はすごいけど 化粧もせずオタクっぽい演奏家が多いことは 前にも書きましたが、こんなに素敵な人が現れては クラシック界も変わりますね。楽しみです。






[猫]KOKO♪


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