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ブログ 2016年3月

世界の3拍子


3拍子といえば ワルツ、と思われがちですが、世界中に3拍子の曲は いくらでも存在します。

日本では(邦楽に詳しく無いので)江戸期以前に いわゆる3拍子があったかどうかは不明ですが、明治20年には 西洋音楽隊が出来て、日本でもワルツを演奏した という記録があります。その後 そういった西洋音楽のことを ジンタ と呼ぶようになったのですが、ジンタ とは ジンタッタ、ジンタッタ、というワルツのリズムから来ているのだそうです。「美しき天然」という和製ワルツは 明治35年に作曲されていますが、この曲を ジンタ と言う人もいるみたいです。
1960年代に「星影のワルツ」という歌謡曲が流行りましたが、宴会で 酔ったオジサンが ワルツに合わせて 2拍子で 手拍子を叩いている映像を見て、何とも言えない 違和感を覚えました。
ワルツではありませんが、日本の歌謡曲には「影を慕いて」「 悲しい酒」など 3拍子のものが たくさんあります。

話は飛んで、アルゼンチンタンゴのワルツ(Vals) にも、素敵な曲が 山ほどあります。このワルツにも特徴があって、音楽的に言うと 変拍子になっていることが多いのです。説明が難しいのですが、
一言で言うと 先ほどの「星影のワルツ」を 2拍子で手拍子するみたいな拍子のズレかたをします。多分、アルゼンチン フォルクローレの影響だと思いますが、フォルクローレにも サンバ、ランチェラなど 3拍子の曲がたくさんあります。
要するに、世界中 どこへ行っても、3拍子は好かれるのですね。

最後に、写真の方は ヨハン シュトラウスさん、ワルツ王と言われた ウィンナーワルツの中心的人物です。バイオリンを弾きながら、踊りながら、指揮をしたとか。
ウィンナーワルツも リズムに特徴があり、多分、踊りも独特の踊り方をするのだと思います。






[猫]KOKO♪


鍵盤のかたち


私は バイオリンが専門なので ピアノについてはあまり詳しくないのですが、ピア二スト達は それぞれ楽器について 譲れないこだわりがあるみたいです。自分のピアノに愛着があるのは当然ですが、ピアニストは 自分の楽器を持ち運べる訳ではないので、本番に演奏するピアノとは 初対面なことも多いのに どうやって順応するのかしら。
私も たまにピアノを演奏することがあり、いくら自宅で練習して行っても 緊張します。
YAMAHA と KAWAI では、鍵盤のかたちが違うし…

ところが、ピアニスト達は 鍵盤のかたちには あまりこだわらないんですよね。なぜなら、本番は違うピアノで弾くのが 当たり前だから。
違ってて 当たり前、という練習をしてるんだと思います。
それだからこその 自分のピアノへのこだわり、大切にしてるんですね。
鍵盤の重さやタッチ、ペダルの使い勝手、音量 音色のコントロールなど、どんなピアノでも 自分の思い通りの演奏が出来るように、しっかり練習してるんだと思います。

私などは、鍵盤のかたちが違うだけで ビビってしまうって、ただの練習不足かも。
バイオリンは 弦が4本、基本 単旋律ですが、ピアノは88鍵、使用する指10本、一度に出す音の数が違います。
本当に、ピアノは練習に時間がかかるんです。
さあ、発表会の生徒さんの伴奏、練習しなくては!




[猫]KOKO♪


親切な 靴屋さん


長く履いてるタンゴシューズが、悪い足癖がついてしまったので、ヒール交換してもらおうと 靴屋さんに行きました。
見てもらったら、これはヒール交換しても直らない と言われ、ガッカリ。
そしたら 靴屋のお兄さんが 失礼します、と 靴を雑巾絞りの要領で 一捻りして、これで直りました!ですって。
履いてみたら、本当にバランスが直ってます。ビックリ。
まぁ、一時的な措置で 完全には直らないようですが、また 癖がついたら自分でも直せるように 絞り方も教えてくださいました。
修理代は いりません、ということで 本当に 助かりました。

数ある靴屋さんの中で、このお店を選んで良かったです。
ありがとうございました!




[猫]KOKO♪


サクラサク


桜が咲いた途端、寒くなって なかなか満開にはなりません。
ということは、来週末あたりが見頃?
かなり長い期間、お花見を楽しめるわけですね。
しかし、私はじめ 私の周りには 花粉症が かなり居りまして、戸外での宴会など とても無理。というわけで、桜並木は早々に通り抜けて タンゴスタジオで踊りまくり、飲みまくり…

いえいえ、飲みつつも 芸術的文化の繁栄のため、真面目にタンゴに取り組んでおります。
花より団子、いや 花よりタンゴです。





[猫]KOKO♪


楽譜というもの


2歳からバイオリンを弾いており、原則 楽譜は捨てないので、スタジオには かなりな量の楽譜があります。
中には 母が娘時代に使っ80年モノのピアノ譜もあり、たまに 生徒さんと見る時は 白手袋はめて 古文書扱いで そーっと開いています。
楽譜には 書き込みがあったり、使った当時を忍ばせる シミや汚れがあったり、歴史そのものを有しています。
バラバラになったり、破れた箇所を 何度も補強、修理してあり、本当に「取扱注意」なのですが、最近は コピーがあるので 便利になりました。

楽譜は 生き物と言われます。私の周りでは、演奏する度に 解釈が変わるので、書き込みは鉛筆、と決まっていました。いつでも消して書き直せるようにです。ある師匠は アタマで覚えなさい、と あまり書き込みを許さない人だったので、彼の元で勉強した楽譜は ほとんど真っさらなままです。
友人の中には、色鉛筆を何色も使い 余白が全部埋まるほど 書き込む人もいて、まるで抽象画のような紙面となり、人それぞれだな と思います。
子供の頃は、母がレッスンの間中 先生の言葉を 一言もらさず書き留めて、帰宅後の練習に 使ってました。当時の楽譜には、母の細かい字で フレーズ毎に書き込みがしてあり、懐かしいです。

さて、楽譜ですが、書き込みのあるものは 企業秘密なわけで、簡単に 他人に見せることはしません。
クラシックを弾いていた頃は、楽譜に忠実に 小さなシミ一つまで暗記して、自分の音楽を作っていきました。
タンゴは、楽譜そのものを覚えることはありませんが、私たちクラシック出身者は 一度 楽譜に書いてみないと納得出来ない習性があるみたいで、楽譜を使うことが多いかも。

コラージュを始めてみたら、楽譜が素材として使われることが多くて びっくり。セピア色になった アンティークな楽譜なら幾らでもあり 助かってます。





[猫]KOKO♪


ツクシ発見!


今日は 予報通りの寒さ。
桜が咲き始めたようなので、近所に出たついでに 見てみましたが、ほんの2〜3輪でした。

でも、見つけたんです!
春の使者、ツクシ。
家の すぐ裏の通り沿いで、里山の風情を残した 貴重な一角ですが、何と言っても 表参道で ツクシに出会えたことが 嬉しくて、思わずジャンプしました!
隣には 野イチゴの花が咲いていて、5月には 真っ赤な実をつけるのが 待ち遠しいし、ヨモギやノビルなど 食べられる野草も きっと出て来ることでしょう。
ウグイスが鳴き、ツクシに出会える この土地が 大好きです。
先祖が 130年前に 此処に住み始めた頃は 春の小川の流れる 田んぼと野原だったのが、いつの間に 流行の先端を行くようになったのか…
街は どんどん変化し、野良猫もあまり見かけ無い 住みにくい場所になって行きつつありますが、ほんのちょっとでも こうした自然が残っていって欲しいと 願って止みません。






[猫]KOKO♪


新作 スタート!


忙しい日々の中で、ほっと一息つける時間は 大切です。

新しい 刺繍のテーマをいただいたので、刺し始めることにしました。
刺繍糸 ですが、写真の倍くらい あります。後ろの大きい瓶に7〜8個分はあるかな?手前のは ただの糸くずに見えますが、縫いやすい長さに切って 丸めてある物の集合体です。
絵を描くのが苦手な私にとって 刺繍は「お絵描き、塗り絵」に相当するので、色数は とても沢山 用意してます。

今日からまた、一針一針 楽しい時間が過ごせると思うと ワクワク!
その分、仕事も頑張らなくてはね!




[猫]KOKO♪


猫の色気に学びたい


何とも なまめかしい格好の 美人がひとり… 洋画の 裸婦像みたい、と 親バカは目を細めますが、男の子です。もっと言えば 初老のオジサンです。

猫は ツンデレの極み!
甘え上手でもありますが、気が向かないと 全く相手にされないところが、また魅力だったりします。
うかつに手を出して 引っ掻かれても「ごめんなさい、悪いのは私です」と謝ってしまう 人間共。
だって あの 潤んだ瞳で見つめられたら、何でも言うこと聞いてしまいます…

人に擦り寄る仕草も やたら色っぽいのですが、あれは マーキングしてるだけ、とも言われます。毛づくろいをしている時などの 実になまめかしいポーズは、身体が柔軟だから 出来ることで、それほど柔軟であっても、彼らは本当に まめに ストレッチをしています。
人に媚びず、でも 惹きつける性格。自分の美しさを知ってか知らずか、常に気品のある 落ち着いた 振る舞い。小まめな ボディケア。はっきりした自己主張と 決して 譲らない強さ。
学ばなければならないことばかりです。

さて、ここで 猫と暮らす場合の注意点を一つ。
彼らは とてもプライドが高く 自意識過剰です。万が一、彼らが失敗したところを目撃したら、そっと目を逸らし 何事も無かったように 自然に振舞ってください。もし 笑ったりしたら、どのような報復措置が取られるか… 怖っ!






[猫]KOKO♪


楽聖たちの時間


ヨハン セバスチャン バッハは 1685年に生まれ、1750年に亡くなりました。
バッハより 更に有名な ヴォルフガング アマデウス モーツァルトは 1756年に生まれ、1791年に亡くなりました。
そして、これまた知らない人は無い ルードヴィヒ ヴァン ベートーヴェンは 1770年に生まれ、1827年に亡くなりました。
楽聖と呼ばれる人々の中でも 特に有名な3人、この人たちの生きた時代、同じ時間を、私たちの祖先 日本人は どのように過ごしていたのか…。

日本が鎖国に入ったとされるのが、バッハの生まれる約50年前、ペリー来航が ベートーヴェンの亡くなる27年後。
つまり、クラシック音楽の育まれた時代は 丸っと日本の江戸時代に重なるのです。
江戸時代には 日本でも 歌舞音曲において、独特の文化が発展しました。
同じ時間に、遥か海の向こうでは 楽聖たちが せっせと作曲に勤しんでいたわけで、300年後の今、私たちの身近にあるのは 海の向こうの文化の方だってことが 興味深いです。

時は移り、アルゼンチンタンゴの歴史は 日本の明治時代と重なります。
海の向こう、地球の裏側で生まれた音楽が、日本で愛されるって、不思議でもあり、素敵なことだと思います。





[猫]KOKO♪


アルゼンチンタンゴとコンチネンタルタンゴ


タンゴは 100年ほど前に アルゼンチンのブエノスアイレスで生まれました。

しかし、タンゴ というと、この写真の絵のようなイメージを持つ方も多いのです。アルゼンチンタンゴを踊る場合、まず この形にはなりません。
これは コンチネンタルタンゴをイメージした 絵 です。
コンチネンタルタンゴは、文字通り 大陸ヨーロッパに渡ったタンゴが 異なる文化の中で育まれた アルゼンチンタンゴとは別の踊りです。
タンゴの曲の中には どちらにも共通の曲もありますが、演奏スタイルは 全く違います。
では、演奏する場合の 両者の違いは?

楽譜通り演奏するのが コンチネンタルタンゴ。
楽譜通りに演奏しないのが アルゼンチンタンゴ。

アルゼンチンタンゴの特徴というか 魅力は、楽譜に書いてない部分を表現することで 生まれます。
シャンソンや 日本の演歌もそうですが、一応 楽譜はあるけど その通りではない表現の音楽って、直接 心に訴えかけるものがありますね。
クラシック出身の私には とても難しいことですが、タンゴを踊ることで 身体にタンゴのリズムやニュアンスが入ったら、演奏にも タンゴらしさを表現出来るかな?と思い、踊りのレッスンに励んでいます。





[猫]KOKO♪


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