HOME > ブログ > アーカイブ > 2021年12月

ブログ 2021年12月

今年、そして人生を振り返る






このところ数年は、とにかく月日の経つのが早すぎて 年末になっても「ついこの間 お正月を迎えたばかり」な感覚が離れない。
昔に比べて 情報量が多すぎるので、処理し切れないアタマが そう感じるのだろう。

さて、今年を振り返って 一番の出来事は、偉大なるアーティストと出会ったこと。こんな有名な方を 今まで知らなかったなんて!と思ったが、私にとって最も必要な時期にお会い出来たのだと感じている。
春浅い頃、確かYouTubeで たまたま演奏を聴いて「何て美しい音だろう!」と思ったのが最初で、間も無く 生で演奏を聴く機会を得た。その時 知人に「人生観が変わった!」と言ったが、まさしく その通りだった。音の美しさばかりでなく、知れば知るほど出てくる ミラクルな活動に 心から感動し、尊敬するとともに、私も 考え方を一新して これからの演奏活動の根底になるものを築き直そうと 本気で考えている。

2歳からバイオリンを弾いていて、子供の頃は特に、バイオリン以外のことは 視野に入らないように仕向けられていたから、周りに音楽家が山ほど居る環境でも 他の楽器やジャンルについては 世間一般よりも 疎かったかもしれない。
大人になって、自分の演奏も 教える立場からも、様々なジャンルの音楽に接して来たが、今考えても いつも「その場しのぎ」の 気がする。もちろん 演奏家として きちんと練習もし、曲の解釈や背景も勉強し、クオリティは保っていたはずだったが、一人の演奏家の前に、私は今まで何をやって来たんだろう… という思いが 強くのしかかってきた。

人生に無駄は無い、と信じているので、何事も 必ず何らかの形での結果が出ている とは思うが、物心つくかどうか という時期から バイオリンの練習を強制され、他のことには興味を持つことも禁じられた中で育まれたものは 反抗心、反骨精神 であることは否めない。だからと言って 自分の音楽への取り組み方を全て 親の教育のせいにすることは出来ない。
ただ、演奏家となることが決まっている中で、練習が単なる苦痛ではなく 創意工夫の場であることに もう少し早く気づいていたら、という思いはある。
まあ、失った時間を悔いても何も生まれないので、今、貪るように ショパンやラフマニノフなど 今まで縁の無かった ピアノ曲を聴いたり、ベートーベンやシューベルトの作品を 改めて勉強し直したりするとともに、ピアノを弾く ということを 日常に 取り入れることが出来て ようやく過去の抜け落ちた部分を埋めることが出来つつある気がしている。

今まで私は アルゼンチンタンゴの演奏家として、クラシックからは少し距離を置くようにしていたが、先日 その方のバッハの講義を受講する機会があり、あまりにも懐かしい空気に 圧倒されてしまった。クラシックの世界は タンゴの何倍もの時間を過ごして来た場所、私の住む世界はここ!と感じても仕方ない。
タンゴを始めたばかりの頃は 何を弾いても「クラシック臭い」と言われ、タンゴのニュアンスを掴むために クラシックには 近寄ることも避けていたが、
今年の クラシックの大家との出会いは「もっと視野を広げて 音楽そのものを楽しむ方向へ 切り替えではどうか」というタイミングだったのではないか、と思っている。

ところで、音楽は 音を聴くことが基本にあるが、音の美しさ については 好みもあるだろう。
音楽を鑑賞するとき、音の美しさを どれほど重要視するかも 個人的な問題ではあるが、私は 長い間 音楽と関わって来た人生の中で 「美しい!」と感じる音を奏でる演奏家を ごく僅かしか知らない。
あくまで私の好み なのだが、チェロ奏者に二人、ビオラ奏者に一人、そして
今回 ピアニストを一人 見つけたわけで、ちなみに 全て 男性です。

私の好む「美しい音」に関して述べていたらキリが無いので 今回は触れませんが、私といえば 残念ながら美しい音とは無縁な演奏家と言わなければならない。繊細さや 滲み出る妖艶さ などと言ったものは 私は はなから持ち合わせてないらしい。
代わりに 大胆でパワフルで、力強い 、元気をもらった、といった感想は よくいただきます。

来年は 遅ればせながら 少しは美しい音に近づくように 自分を磨いていきたいな、と。
尊敬するアーティストの演奏を聴き、心を豊かに 落ち着いた人生を歩みつつ、しっとりとした 味わいのある 美しい音を育んで行けたら… 。

来年も、どうぞよろしくお願いいたします❣️







iPhoneから送信


クリスマス



クリスマスは いくつになっても ワクワクする。いろんなクリスマスを いろんな人と過ごしたけれど、良い思い出の方が多いのかな?
自分の子供時代は プロテスタント、後には カトリックの学校で それぞれのクリスマス礼拝、ミサのお手伝いをした。
演奏家としては、12月は「第九」のオケのトラ(エキストラ)があったし、様々なクリスマスコンサート、ライブの仕事をさせていただいた。
クリスマスシーズンに 演奏をしないことって、今までには無かったと思う。
だから 今年は特別なクリスマス。
もう 指の怪我は ほとんど治ったんだけど、せっかくだから 演奏しないクリスマスを過ごしてみようと思う。
ということで、今年のクリスマスは 大好きな 尊敬するピアニストのコンサートを聴きに行きます!

子供の頃、五右衛門風呂の煙突に 「サンタさん、らこちらです」と貼り紙したこと。

「親が貧乏だから、高価なプレゼントはサンタさんに頼む」と言った 親孝行な娘のこと。

大きなキャバレーのクリスマスショーで トップレスダンサーの美しさに見惚れて 演奏とちったこと。

ある年の第九のトラで、アマチュア合唱団とオケが揉めたことは、もう時効だから書いてもいいかな?アマチュア合唱団にとって 指揮者は神様なのですが、オケにとっては ゲネプロで全曲通すなんて 許しがたいヤツなのだ。まだ トラに入りたての頃、「ダメじゃないか!指揮見ちゃ!」と先輩に怒られたのも 忘れがたい思い出です。

フラワーアレンジメントの内職もしてたから、若い頃は よく働きましたね。
マルシェやってた時は、クリスマスカード、アクセサリー、毛糸の帽子、たくさん作った。

とにかく、じっとしていられない性分だから、クリスマスは特に やることがたくさんあって、それで幸せだったんだな、と思う。
クリスマスの仕事って、みんなが喜んでくれることが、より多い気がするし。

今年は やはり、かなりヒマなんですね。
こんな風に 思い出に浸るなんて、ね!

来年は、たくさん演奏出来るように、たくさんクリスマスグッズ作れるように、今から準備します!


#クリスマス












iPhoneから送信


ブログについて 考えました



気がつけば 今年もあと2週間を切っています。本当に あっという間の一年でした。

時間というものは、その時の状況や感覚によって とても延びたり縮んだりします。時間は変わらないんですが、そう感じるわけです。

そして 人間は歳をとり、人生は いつの間にか 終盤に差し掛かっている、ということになります。
去年、今年のように 世界的な大異変に見舞われることは そうそうある事ではありませんが、人間の寿命も100年近くなったことを思えば、長い人生のうちには 個人的にも 社会的にも 記憶に残る事象が いくつかは存在することになるでしょう。

私も(歳は公表しませんが!)かなり長く生きておりまして、良くも悪くも いくつかの 記憶に残る体験をしてきました。
私の場合、世間一般の常識とは かなりズレた環境で育ち、破天荒な生き方をしてきたので、人生を振り返ると かなり面白い「物語」が 描けるのではないか、と ずっと考えているのですが、さて、それを どこまで公表して良いか となると、実に難しいわけで。

このホームページも 開設から6年目を迎えようとしています。
ブログも、始めは毎日のように書くものだと思い、頑張って更新し、すぐに息切れして 月一があやしくなり、と お決まりのコース?を辿って来たのですが、それにはいくつかの問題がありまして、まずは このブログは 何処で誰が読んでくださっているか 私には全くわからない、という点です。
完全なる一方通行で、たまに感想をいただけるとしたら、ライブなどでお目にかかった時に「ブログ読んでますよ」とお声を掛けていただくことがあるくらい。
このホームページにも レッスンや体験の申し込みをいただくアドレスがあるわけですが、ブログの内容についてお問い合わせいただくことは 一度もありませんでした。
まあ、お問い合わせいただくほどの内容は、書いてないわけですが。

自分で見返しても、本当に 当たり障りの無い、大したことない内容ばかりで、このまま 月一義務化 的に続けて行くのもどうかな、と考えまして、もう少し 突っ込んだ内容の 読み物にして行こうかな、と思っております。
万一 当たり障りの有る内容であった場合は、ご指摘いただけましたら 真摯に受け止め、相応の対応をさせていただきますので、何卒 よろしくお願いいたします。

というわけで、今後 お問い合わせやご意見をいただくことが出来ます場合は、ホームページのアドレスだけでなく、フェイスブックやインスタのメッセージの方にも ご感想をいただきたく、どうぞよろしくお願いいたします。

さて、写真の 息子は 年明け5歳になる白い双子のうちの 天くんです。
猫に関しては、フェイスブックやインスタに 定期的に載せていますので そちらをご覧頂ければ と思いますが、今年、ウチでは 猫家族に大異変があり、突如 平均年齢が下がりました。
最年少が 生後13日目、という若さ!
4歳のオジさんを写真に撮ったところ、若さを競うかのごとく まるで 幼い少年のように撮れたので「いいなぁ!」と思いつつ。

というようなわけで、今後は 不定期にブログ更新となるかと思います。
今後とも どうぞよろしくお願いいたします。


iPhoneから送信


1

« 2021年11月 | メインページ | アーカイブ | 2022年1月 »

このページのトップへ