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ブログ 2017年7月

カロチャ刺繍


カロチャは、ハンガリーの伝統的な刺繍です。

若い頃、ご一緒にオーケストラの仕事をしていた ビオラ奏者の方が、ハンガリーに留学された時に この刺繍を学び、今は 刺繍作家として 本を出版されたり 教師で教えたりなさっています。

カロチャは 色とりどりの美しい刺繍で、私も ずっとやってみたくて 本を眺めていたのですが、ようやく やってみよう、という気になりました。
写真は ちょっと試しに刺してみたものですが、いやぁ なかなか難しいです。
実は、刺繍の中でも このような サテンステッチが 昔から苦手で、それで カロチャに手が出せなかったわけで…

苦手だからといって ずっとやらずにいると、いつまでも やれないままなので、時には 勇気を出して 着手するのも 大事かも、と思い 自分でも これはヒドい…と思いつつ 恥を承知で 写真を載せました。

何事も、練習すれば うまくなります。
そう言って 生徒さんには教えてるので、私も 練習の成果を見せなければね。
それにしても、猫を1匹 図案に入れたのが 敗因です。
カロチャに 猫は出て来ません。私が勝手に 追加したんですが、花は簡単だけど 動物は難しい!

これを 蛇足 と言うんですね。





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タンゴのDJ


先日から、たまたま2回続けて タンゴのDJに関する講座を受講しました。

1回目は 東京で開催された タンゴフェスティバルの一環として、それぞれシドニー、台北、パリで活躍する3人のDJを招いたフォーラム。
2回目は 本場アルゼンチンでDJをなさっている方の講座でした。

タンゴのミロンガ(パーティー)で 音楽をかける人を DJと言います。
日本では ミロンガはだいたい3〜4時間ですが、アルゼンチンや アジアの他の国では 真夜中から明け方まで 5時間を超えることも多々あり、その間 途切れなく魅力的な曲組みで音楽をかけ続けるには 相当な知識と熟練が必要になります。

ミロンガは、お酒を片手に タンゴ談義に花を咲かせる場 でもありますが、何といっても踊らなくては話になりません。
タンゴの場合、パートナーと2人で参加していても 他の方と踊ることは ごく普通です。目と目で誘い合い、その時 その場で出会った 見ず知らずの男女が 音楽を共有して 一つの世界に浸る、そういう文化なのです。

その日 その場に集まった人々の 雰囲気や 年齢層、男女比 などを判断し、皆が 楽しく過ごせるように 絶えず気を配る、DJは 本当に大変な仕事です。

1タンダ、だいたい3〜4曲続けて踊ると 踊っていた人々は 一旦 フロアーから退出します。その合図に タンゴでは無い 全く別ジャンルの曲を15秒くらい流す(コルティナ…カーテンという意味です)のも DJの役目。
そしてまた、雰囲気の違う曲のタンダが始まり、人々は 別のお相手と 2人の世界を作っていきます。

フォーラムでも、講座でも、半分以上の時間が タンゴの歴史の勉強でした。
アルゼンチンタンゴは、2009年 ユネスコに登録された 無形文化遺産です。
きちんと歴史を踏まえた上で、曲組みや構成を考えなくてはならない、正しい文化を世界に広めなくてはならない、ということなのです。

私は、DJをやる訳ではないのですが、演奏家として 絶対に必要な知識だと思って参加しました。
まだまだ 勉強することばかりです。








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サプライズ プレゼント


ここ連日の暑さといったら!
まだ 夏休みにもなって無いのに、先が思いやられます。

今年は 忙しさにかまけて まるっきり放置のベランダですが、さすがに 枯れたり 萎れたりが目に付き、朝 水やりだけはするようになりました。
そうしたら、今まで全く気がつかなかった 鉢の片隅に、こんなに ほおずき が!
しかも、気づいてあげられなかったので、すでに萎れてます。

もちろん 今年は ほおずき 植えてません。
去年は 苗をいただいたので、ほおずきもたくさん採れましたが、でも よく見ると 去年のほおずきとは 品種が異なります。
むしろ 3〜4年前に植えていた ほおずきに かなり似ています。

自然て 何て不思議なんでしょう?
植えた覚えの無い花が咲くとかは よくある事ですが、こんな立派な ほおずきがなってたなんて!
せっかくの 自然からのプレゼントなので、心して 1つ 食べてみました。
ほのかに甘みのある 懐かしい ほおずきの味でした。

それにしても、種はどこから来たのでしょう?
3〜4年前に こぼれた種が、今頃 発芽して 誰にも気付かれず 花を咲かせ 実を付けた?
それとも、鳥が運んで来たのかしら?

自分の手抜きは棚に上げて、こんな素敵な サプライズ プレゼントだったら、いつでも大歓迎だわ!と 思う 図々しい 私なのでした。







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蔦の絡まる…



♪蔦の絡まるチャペルで… と歌われたのは 私の母校ですが、この写真は 近くの 普通のお家です。

実は 私の家も 数年前までは 蔦に覆われていました。正しくは 蔦 ではなく、プミラ という蔓性の植物なんですが、別に 蔦の絡まる家にしようと思ったわけではないのに、入口近くに植えた 小さな一鉢が、成長が早くて 数年で建物を覆ってしまいました。

蔦の絡まる家って、なかなか趣きがあって 憧れる人も多いみたいですが、それなりの問題もあります。
まず、建物の外壁に 根を張るので、建物が傷みます。タイルの目地に しっかりと張り付いていて、ウチも 撤去するとき 植木屋さんが とても苦労したようです。
そして 何より困るのが、足の沢山ある虫さん(ムカデ)が 住み着いてしまうことでした。絶対に 同居はしたく無い 存在です。
他にも 湿気がこもるとか、猫が誤って食べると毒だとか、問題点はありますが、一説によれば、断熱材の役目をするので 夏は涼しい と聞いたことがあります。

蔦の種類にもよりますが、よく見かけるのは 春から夏に葉が茂り 秋になると 真っ赤に紅葉して 冬は落葉するタイプ。冬は 根っこだけが 建物の外壁を這っていて、春に葉が出て 建物を覆ってはじめて 蔦の絡まる家だとわかります。
プミラの場合は、春から夏にかけて成長するのは 同じですが 冬も枯れずに 青々としているので、いつ見ても 蔦の絡まる家 です。

ウチの場合、お貸ししているテナントが代わり、蔦を撤去することになったのですが、蔦に覆われていた時の 建物の外観を 時々 懐かしく思い出します。
根こそぎ 撤去したはずなのに、また 小さな壁一つ分 蔓を伸ばし始めた プミラ。
今のテナントの方も 一部分だけなら 良いかな、と 手入れしてくださっているのですが、もう 建物全体を覆うのは 勘弁して貰いたいかも、です。







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刺繍画


紫陽花の季節も そろそろ終わり という時期に、かなり以前に作った 紫陽花の刺繍画を気に入ってくださった方から ご注文をいただきました。

この作品をお渡しするのではなく 新しく製作するので、もっと いろいろ工夫を重ねて 新しくデザインも やり直すのですが、作品って どのような物でも 2作目以降が難しいんですよね。
あれも これも と、新しいアイデアを取り入れたくなり、ゴチャゴチャになったところから 削って 削って 結局は 最初の作品が良かった、ということになったりします。

こうして 刺繍の図案を考えていても、やることは 音楽や 花や、他のジャンルの作品を作る時と 全く同じなのだな、と 実感します。
もともと、バイオリンしか弾けない人間にはなりたくない という思いから、猫並みの好奇心も手伝って いろんなことに手を出し 足を出し… なのですが、何をやっていても バイオリンで曲を仕上げている時のやり方に 当てはめている気がします。

結局は、どんなジャンルの作品でも 私のやり方で 作っていってるみたいですね。
長年、曲を仕上げることが 身体に染みついているからか、刺繍をしていても 全体を仕上げる手順が 演奏と同じ工程を辿っている気がして、我ながら 可笑しくなります。
具体的には、大雑把に全体像を描いてから 細部にこだわるタイプかな?
コツコツと 少しずつ作っていったものを 最終的にまとめるタイプでは無いかも。

いろんなジャンルの作品作りをしていますが、自分にとっては 全部が 音楽に帰っていく、そんな気がします。
刺繍や ハンドメイドの作品から 音楽が聞こえてくる… などという カッコいい話ではなく、単に 不器用なだけなんだと思います。
バイオリンしか弾けない人間にはなりたくない と言いつつ、結局は それに準ずることしか出来ない人間である、と 再認識しております。








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