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ブログ 2016年5月 2ページ目

ボエド


ボエド は ブエノスアイレスの下町の地名で、作曲者でバイオリン奏者の フリオ デ カロ の 出身地です。この曲にも 一応 歌詞が付いていますが、ほぼ 歌われない理由は、歌詞が あまりにも 俗語であるから、だそうです。
ブエノスアイレスには ルンファルド という俗語があり、古いタンゴの歌詞には よく使われています。普通のスペイン語の辞書には出ていなくて、スラングのようなものです。一言で言えば、あまり 口に出してはいけない言葉ですね。

その中に、言葉の語順を入れ替えたものがあります。
タンゴ→ゴタン
この 言い方は、思わぬところで広まりました。日本の 芸能界です。
タクシー→シータク
六本木→ギロッポン
飯→シーメー
これらは、ギャグだけでなく 本当に今も使われているんですよ。
もとは、アルゼンチンタンゴが日本に広まると同時に 楽団仲間が使うようになり、芸能界全体に広まったのだそうです。

さて、タイトルの曲は、明るく美しいタンゴの名曲です。イントロが特徴的で、軽快な楽しい部分と 甘く切ないバイオリンのソロとが織りなす 作曲者の故郷への賛歌。1929年に発表されました。
フリオ デ カロは 後に 「デカリシモ(デ カロ的な)」という言葉で表現される 一つの音楽のスタイルを確立し、ピアソラは 「デカリシモ」という曲を作曲して 彼を讃えています。



[猫]KOKO♪


12年前の今日


今日は、12年前にウチで生まれた息子たちの 誕生日です。
昨年秋に 四男ルークを亡くして ちょっと寂しくなりましたが、他の子たちは いたって元気て、白髪が増えても まだまだ 美貌を保っております。羨ましい!

12年前には、たくさん写真を撮ったのですが、紙焼きをアルバムに貼って しまい込んでいるので、なかなか出て来ません。やっと1枚 見つけたのが コレです。

12年の間には、本当に いろいろなことがありました。大きな災害や、家にまつわる良い事 悪い事、自分自身の様々な変化、全てを 物言わぬ彼らが 共に受け入れ 寄り添ってくれたことが、どれほど支えになったことか。
欲張って あと10年!彼らに元気で長生きして欲しいです。

12年前の今日、彼らが正に生まれる瞬間に、私は 隣の部屋で タンゴのレッスンを受けていました。
数日後に パフォーマンスを控えていたこと、肋骨を痛めていたこと、曲は 葉加瀬太郎の「WATASHI」だったこと…

さて、12年後の私は どうなっているでしょう…
タンゴを 踊るか 弾くか していることだけは 間違いないと思います。





[猫]KOKO♪


心を亡くす日


忙しい という字は 心を亡くす と書きます。慌ただしい という字は 心が荒れる と書きます。

心が死んでしまうほど 忙しいことって、どの位 あるんでしょう。
ただ 要領が悪くて 仕事が溜まってたり、たまたま タイミングが悪くて 用事が重なったり、そんなことで 心を亡くしたり 荒らしたりしてはいけない と思います。
と 思いつつ、あ〜忙しい と 慌ただしく走り回る…

もともと あわてんぼうで せっかちな私としては、心を亡くす前に 深呼吸でもして、物事に 丁寧に取り組むべきです。忙しい、忙しい と心を亡くすのは、きっと物事に 心を込めないからですね。

写真は、先日 マルシェの足元に咲いていた 花。あまりに可愛くて ちゃんと写したかったんですが、なにせ小さい!上の ボールみたいなのが 直径5ミリほどの ヒノキの実 ですから、本当に小さい花ですが、こんなに小さくても 堂々と咲いています。
心が死んでしまうほど忙しい日は、とにかく深呼吸して、せめて この花を踏みつけたりしないように、心を配りましょうね。

と、毎日きちんと ブログを更新出来ない 忙しい日の言い訳でした。






[猫]KOKO♪


筍の威力


土曜日は、那須のマルシェでした。

例年は、5月のマルシェが ちょうど 筍の時期になるのですが、今年は 先月 届けてくださった方があって、1か月早く いただいてしまいました。
根が 欲張りなもので、今月も もしかしたら まだ 出ているかも!と 竹やぶへ行ってみたのですが、まず、びっくりしたのは、ちょうど二階家の 屋根の高さに シートのようなものが翻っている…。夜見たら、完全に オバケと思います!なんと 地面に敷いてあったシートを 筍が伸びる力で 押し上げてしまったのだそうです。
そして、ほとんどの筍は 立派な竹になりつつありました。
「良寛さんの逸話を知ってる?」
という話になり、詳しくは知らなかったので ググってみたところ、生き仏のような 良寛さんは、住んでる家の床下に 筍が生えたのに気付き、床板と畳を剥がしてやります。
床下から伸びた筍は、食べられることもなく ずんずん成長しました。すると 今度は 良寛さん、天井板を剥がし 茅葺屋根に穴をあけて、筍がもっと伸びられるようにしてやったのだそうです。
優しい人ですね。って、雨の日は どうしたんでしょう!

昔、娘が幼稚園のころ、車を運転していて 竹やぶの前を通りました。
その時 口をついて出たのが
娘 「あ、かぐや姫がいるかも!」
母 「筍が 生えてるかも!」
娘には、アーティストのくせに 夢が無い、と 未だに批難されております。

結局、まだ 辛うじて竹にはなってない 筍を2本、掘っていただきました。






[猫]KOKO♪


懐かしい味


今日は 那須マルシェの日。
早朝の新幹線で 向かっています。

東京駅の 駅弁屋さんは、朝から大賑わい!北海道から九州まで、日本全国の駅弁が 所狭しと並んでいて、朝の6時というのに 通路が通れないほど 混んでいます。
そんな中、亡き父の大好物を見つけました。
大船の サンドイッチです。
箱書きによると、明治32年から発売されている サンドイッチの駅弁としては 最も古い歴史を持つものだそうです。
鎌倉ハム で知られる ボンレスハムを挟んだだけの、ごくシンプルなサンドイッチですが、マスタードが効いてて 懐かしい味!2切れだけ入っているチーズサンドも なかなか美味です。
父の大好物でしたが、昔は 大船まで行かなければ買えず、滅多に 口に入るものではありませんでした。
父が 具合が悪かったとき、わざわざ大船まで 買いに行ってくださった方があり、その時の 父の嬉しそうな顔を 今も思い出します。
「一緒にたべようね!」と 心の中で 父に語りかけて、美味しくいただきました。



[猫]KOKO♪


真夏日


近年、東京には 四季が無くなりつつあります。
いつまでも続く 長い冬と、暑過ぎる 長い夏。本来 心地よいはずの春と秋を思わせる日は、ほんの数日しかない気がするんですけど。

今年も いつまでも肌寒く 上着が手放せないと思ってたら、いきなり 真夏日!背中が焦げそうです。
寒いのも 苦手ですが、たくさん着るとか カイロ貼るとか、対策はあります。それに比べて 夏の暑さは 耐えるしかないので、これから先が 本当に思いやられますね。
今はまだ あまり湿度が高くないから、日陰に入れば 快適ですが、これからの蒸し暑さは 考えるだけでも うんざりします。それに加えて、私の天敵 虫 が…。

でも、お日さま待ちをしていた洗濯物を 盛大に干したり、ベランダや外回りを水洗いしたり、そして 身体を動かした後のビールは 格別ですからね!
まだ、夏本番までには 梅雨もあるし、今ひと時の 季節感を味わいつつ、なるべく快適に過ごしたいものです。








[猫]KOKO♪


成長の差


同じ日に キッチンの窓辺に蒔いたハーブの種。
こんなに差がつきました。

花を咲かせているのは カモミールです。芽をだしたのも一番乗り、花を咲かせたのも一番乗り。
かたや ワイルドストロベリーは 待っても待っても芽が出なくて、もうダメか と思った頃に ようやく発芽しました。まだ やっと本葉が出たばかり。美味しいイチゴが食べられるのは 何時になるんでしょう。

ヒトの成長も、こうした個人差があって あたりまえなんですね。お稽古事も なかなか上達せずに イラつくこともあるでしょうが、教師の一番の役割りは 待つことだと思います。継続は力なり。ゆっくり育つ苗は 丈夫でしっかりした根を張って、やがて 美味しい実をつけるのです。

一昨年 蒔いた ワイルドストロベリーは、今年も すでにたくさんの実をつけています。それに味をしめて 今年も蒔いたんですが、夏までには 花が咲くかしら。このイチゴが実るころ、一番乗りのカモミールは もう枯れているかも。

こうした 差があるから 面白いんです。ハーブも ヒトも。








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レースの魅力


近くで レースを使った作品展をやっているので、見てきました。

昔から レースが大好きで、ほんの小さな切れ端でも 大切に集めています。レース好きは 結構いるみたいで、フランスのアンティークレースなども たまに手に入ります。蚤の市などでは、古いドレスから切り取った レースや リボンや ボタンなどを 売っていて、東京にいても 扱っているお店があります。高価なものは 手が出ませんが、新しいものと混ぜて こうして眺めてるだけでも 幸せ!
たまに コラージュ作品や アクセサリー作りに使ったりしますが、近々 レースをたっぷり使った作品を作りたくて、ウキウキしてます。

レースは奥が深く、自分で編むにも クロシェ、クンスト、タッチング、ボビン、ヘアピン、フィレ、ニードル等々 いろんな手法がありますが、ケミカルレースなどの方が繊細だったりするので、レースを編むことと、レースを使うこととは 分けて考えています。繊細なレースを編むのは ペルシャ絨毯と一緒で、自分で編みたくても 一生かかっても 編み上がらないですから。

今日 お会いした 手芸家の方ともお話したのですが、コラージュ作家は 材料になるものが豊富でないと 作品が作れない… たくさんの中からピックアップして コラージュして行くのでね。だから、アトリエの中は 宝の山(ガラクタの山)でなくては!とね。
でも、それって 素晴らしい作品を 幾つも生み出す人が言えることですよね。

さあ、頑張らなくては!




[猫]KOKO♪


母を思う心


また、ブログ送信に不具合があり、せっかく母の日に合わせて書いた記事が、母の日も ゴールデンウィークも 終わってからの投稿になってしまいました。
母の日は過ぎても、母を思う気持ちには 変わりはないですよね。

タンゴのワルツには、母を思う心を歌った曲が 幾つもありますが、歌詞を見れば、作者が男性であることは すぐわかります。母を思う気持ちには やはり男女差がありますね。

♪Corazon de oro(黄金の心)
♪Manos adoradas(敬愛する手)
♪A mi madre(わが母へ)

これらは、タンゴワルツの中でも よく聴く曲です。黄金の心とは 母の愛、敬愛する手は 母の手、歌詞を見ていると ムズムズしてしまうほどの 母への賛歌!ですが、素直に母を讃えることが出来るのは 素敵ですね。日本にも 夜なべをして手袋編んでくれた母の歌がありますが、なんか 暗いイメージで 賛歌とは言いがたいです。大っぴらに 母への思いを口にすると マザコン と言われかねない日本ですが、親孝行を恥ずかしがる というのも、そろそろ終わりにしてもいいのではないかしら。






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わが愛しのミロンガ


タンゴをご存知無い方に 曲の説明をするとき、ごく大雑把に 4拍子のタンゴ、3拍子のワルツ、2拍子のミロンガ、と言っていますが、今日 ご紹介するのは ミロンガです。
ミロンガ という言葉には 2つの意味があり、1つは楽曲としてのミロンガ、もう1つは、タンゴ愛好者の集まりの場をミロンガと言います。

♪Milonga de mis amores は、ペドロ ラウレンスが1937年に発表したミロンガで、一応 歌詞がついていますが 今日では 歌われることはありません。
ミロンガという音楽は、アルゼンチンの歴史を背景に フォルクローレや 黒人音楽の影響を受けており、踊りのスタイルも タンゴとはかなり異なりますが、この曲は 土臭さを排除した なかなかおしゃれなミロンガだと思います。
作曲者 ペドロ ラウレンスは バンドネオン奏者で、若い頃は「バンドネオンの虎」と言われたほどの バンドネオンの名手でした。

彼は 後の1960年代、タンゴの超一流の演奏家を集めた キンテート レアル のメンバーになり、日本にも3回 来ています。しかし、彼だけが かなり年長だったためか、他のメンバーのキレッキレな演奏に比べて 精彩を欠いているのは 惜しいことです。





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